Windows 10の、電源のオン/オフと再起動のしかたを紹介します。特に、電源を切るときには正しい操作を行わないとパソコンやタブレットに不具合が生じることがあるので、注意が必要です。
Windows 10 電源のオン/オフと再起動のしかた
Windows 10の操作の基本となる、電源の入れ方・切り方、再起動のしかたを見ていきましょう。
Windows 10の電源を入れる方法
まず、パソコン本体やキーボードなどにある電源ボタンを押します。機種によってボタンの位置が異なりますので、取扱説明書などで確認してください。
ノートパソコンの場合、スライド式のスイッチを採用している機種もあります。
しばらくすると、下のようなロック画面が表示されます。
ロック画面をクリックすると、サインイン画面が表示されます。
ロック画面のクリック以外にも、キーボードのEnterやSpaceキーなどを押したり、タッチ操作できる機器の場合はスワイプ操作でサインイン画面を表示させることもできます。
サインイン画面での入力操作
サインインは、その機器のユーザー(利用者)を認証するための操作です。ユーザーの認証には、アカウントが必要になります。
サインインするためのアカウントは、基本的にWindowsのセットアップ時に設定したアカウントが利用されます。サインイン画面でパスワードを入力し、→をクリック(もしくはEnterキーを押す)と、サインインが完了します。
サインインとアカウントについて、くわしくは下記ページを参照してください。
Windows 10の電源を切る方法
電源をオフにすることを「シャットダウン」といいます。シャットダウンするための基本的な方法について、次の3つを紹介します。
- スタートボタンをクリックした後シャットダウン
- スタートボタンを右クリックした後シャットダウン
- ショートカットキーを利用した後シャットダウン
電源の切り方①:スタートボタンをクリック
スタートボタンをクリックします。
電源アイコンをクリックします。
シャットダウンをクリックします。
電源の切り方②:スタートボタンを右クリック
スタートボタンを右クリックします。
シャットダウンまたはサインアウトをクリックし、シャットダウンをクリックします。
電源の切り方③:ショートカットキーを利用
デスクトップ画面をクリックし、Altキーを押しながらF4キーを押すと、下の画面が表示されます。プルダウンメニューでシャットダウンを選択し、OKをクリックします。
アクティブ(作業中の)ウィンドウが表示された状態で上記操作を行うと、そのウィンドウを閉じる操作になるので注意してください。
Windows 10の再起動
電源の切り方の手順で、シャットダウン以外の選択肢に再起動やスリープがありました。シャットダウンしてから再び電源を入れる操作と再起動とでは、どのような違いがあるのでしょうか。
スリープについては、Windows 10の省電力機能をご覧ください。
シャットダウンと再起動の違い
Windows 10では、シャットダウンした時点でコンピュータ内部(CPUやメモリなど)の状態を記録します。
そして、再び電源を入れると、その記録データを用いて高速で起動することができます。この機能を、「高速スタートアップ」といいます。
一方、再起動をするとコンピュータを完全に終了してから起動し直します。このため、パソコンやタブレットの動作が不安定になった場合、再起動することで正常に戻ることがあります。
Windows 10を再起動する方法
先に紹介した3種類の電源の切り方と同じ手順で、再起動を選択してください。
再起動のしかた①:スタートボタンをクリック
再起動のしかた②:スタートボタンを右クリック
再起動のしかた③:ショートカットキーを利用