Windows 10で省電力機能を設定する

Windows 10の省電力機能には、「ディスプレイの電源を切る」「スリープ」「休止状態」があります。これらの内容と、設定変更方法について紹介します。

Windows 10の省電力機能

Windows 10には、消費電力を抑えるための機能(省電力機能)が複数用意されています。

Windows 10では、一定時間何も操作しないと自動的に省電力状態に切り替わるよう設定されています。設定内容は機種やメーカーによって異なります。

省電力機能の設定内容は、自由に変更することができます。変更方法については、あとで紹介します。

それぞれの省電力機能の内容を説明します。

パソコンを起動したままの状態で、ディスプレイ(画面)のみ電源オフになります。

作業中のプログラムやデータをメモリに保存した状態で、ディスプレイやハードディスクの電源がオフになります。メモリとは、プログラムやシステムが動作するために必要なデータを一時的に保管する部品です。

データがメモリに保存されているので、シャットダウンしてから電源を入れ直すときに比べて短時間で復帰させることができます。

ハイブリットスリープ: ハイブリットスリープは、作業中のプログラムやデータをメモリとハードディスクの両方に保存して待機状態に入る機能です。通常、ハイブリッドスリープが有効になっており、無効に設定変更している場合に上記「スリープ」の状態になります。なお、ハイブリッドスリープを利用できない機種もあります。