Windows 10 の初期設定では、ファイル拡張子を表示しないようになっています。エクスプローラーを起動すると、ファイルの拡張子を表示するための設定変更が簡単にできます。

Windows 10でファイルの拡張子を表示する方法

この記事は、下記の条件下で作成しています。ご利用環境によって、本文の内容と実際の画面が異なる場合があります。

  • Windows 10 エディション:Windows 10 Home
  • Windows 10 バージョン:1803

拡張子とは

拡張子とは、ファイルの種類を見分けるための文字列のことです。拡張子はファイル名の末尾にあり、「.(ピリオド)」に続けて付けられています。

拡張子の表示例
拡張子の表示例

主な拡張子

Windowsを利用していてよく目にする、主な拡張子を次の表にまとめます。

ファイルの種類 主な拡張子
テキスト・文書 docx
pdf
txt
画像 bmp
gif
jpg / jpeg
png
音声 mp3
wav
動画 avi
mpg / mpeg
wmv
HTML(ウェブページ) htm / html
圧縮 lzh
zip
プログラム実行 exe

拡張子ごとに既定のアプリを選ぶ

Windows 10では、ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶことができます。つまり、拡張子ごとにそのファイルを開くためのアプリを決めておくことができる設定機能です。

ファイルの拡張子を表示する方法

Windows 10 の初期設定では、ファイルの拡張子を表示しないようになっています。ファイルの拡張子を表示するように設定変更する方法は、主に2つあります。

  • [エクスプローラー]から設定する(簡単でおすすめ)
  • [コントロールパネル]から設定する

方法①[エクスプローラー]から設定する

手順①
タスクバーの[エクスプローラー]アイコンをクリックして起動します。

タスクバーの[エクスプローラー]アイコンをクリック
タスクバーにエクスプローラーのアイコンがない場合
タスクバーをカスタマイズしたことなどによってエクスプローラーのアイコンが見当たらない場合は、[スタートボタン]を右クリックして、[エクスプローラー]をクリックしてください。

スタートボタンを右クリックして、エクスプローラーをクリック

手順②
上部メニューの[表示]をクリックします。

エクスプローラー上部メニューの[表示]をクリック

手順③
[ファイル名拡張子]にチェックを入れます。これで、ファイル名に拡張子が表示されるようになります。

[ファイル名拡張子]にチェック
この方法による拡張子の表示化は、Windows 8以降で操作できるようになりました。

方法②[コントロールパネル]から設定する

手順①
[コントロールパネル]を開きます。

手順②
表示方法:で「カテゴリ」を選択し、[デスクトップのカスタマイズ]をクリックします。

コントロールパネル[デスクトップのカスタマイズ]をクリック

手順③
[すべてのファイルとフォルダーを表示]をクリックします。

[すべてのファイルとフォルダーを表示]をクリック

手順④
詳細設定: を下にスクロールして、[登録されている拡張子は表示しない]のチェックを外します。[OK]をクリックすると、ファイル名に拡張子が表示されるようになります。

[登録されている拡張子は表示しない]のチェックを外す