Windows 10 の初期設定では、ファイルの拡張子を表示しないようになっています。エクスプローラーを起動すると、ファイルの拡張子を表示するための設定変更が簡単にできます。
Windows 10でファイルの拡張子を表示する方法
拡張子とは
拡張子とは、ファイルの種類を見分けるための文字列のことです。拡張子はファイル名の末尾にあり、「.(ピリオド)」に続けて付けられています。
主な拡張子
Windowsを利用していてよく目にする、主な拡張子を次の表にまとめます。
ファイルの種類 | 主な拡張子 |
---|---|
テキスト・文書 | docx |
txt | |
画像 | bmp |
gif | |
jpg / jpeg | |
png | |
音声 | mp3 |
wav | |
動画 | avi |
mpg / mpeg | |
wmv | |
HTML(ウェブページ) | htm / html |
圧縮 | lzh |
zip | |
プログラム実行 | exe |
拡張子ごとに既定のアプリを選ぶ
Windows 10では、ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶことができます。つまり、拡張子ごとにそのファイルを開くためのアプリを決めておくことができる設定機能です。
ファイルの拡張子を表示する方法
Windows 10 の初期設定では、ファイルの拡張子を表示しないようになっています。ファイルの拡張子を表示するように設定変更する方法は、主に2つあります。
- エクスプローラーから設定する(簡単でおすすめ)
- コントロールパネルから設定する
方法①:エクスプローラーから設定する
手順①
タスクバーのエクスプローラーアイコンをクリックして起動します。
タスクバーにエクスプローラーのアイコンがない場合
タスクバーをカスタマイズしたことなどによってエクスプローラーのアイコンが見当たらない場合は、スタートボタンを右クリックして、エクスプローラーをクリックしてください。
手順②
上部の表示タブをクリックします。
手順③
ファイル名拡張子にチェックを入れます。これで、ファイル名に拡張子が表示されるようになります。
上記の方法による拡張子の表示は、Windows 8以降で設定できるようになりました。
方法②:コントロールパネルから設定する
手順①
コントロールパネルを開きます。
手順②
表示方法:でカテゴリを選択し、デスクトップのカスタマイズをクリックします。
手順③
すべてのファイルとフォルダーを表示をクリックします。
手順④
詳細設定: を下にスクロールして、登録されている拡張子は表示しないのチェックを外します。OKをクリックすると、ファイル名に拡張子が表示されるようになります。